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羽毛布団のお勉強

久しぶりに羽毛布団を買替えました。その時にお勉強したのでそのメモです。

ただ次の買い換えは5~10年後になるのでその時に活かせるかは??です。

羽毛布団に求める物は軽さと暖かさと温度調節機能と耐久性。軽さと暖かさは相反しやすいので性能を求めていくとお高くなるのは自転車でも登山盗品でも何処の世界でも一緒ですね。

 

それを得るために選定の基準は羽毛、生地、構造、メーカーになるみたいです。

某百貨店でのオススメは

・グース以上

・ダウン率90%以上

・ダウンパワー400dp以上

を推奨していました。ここで重要になるのはラベルの見方。業界用語の理解が必要になります。 

羽毛

鳥の種類

マザーグースが最も高く、グース(ガチョウ)、ダック (アヒル、カモ)の順に安くなる。値段の差は鳥の大きさで本体が大きくなるとダウンボールが大きくなりより多くの空気を含めるために保温性Up。少量でも良くなり軽量になります。その分希少になり価格は上がります。

ダウンの比率

綿毛のようなダウンボールと赤い羽根募金のようなフェザーの比率。空気をためるのはダウンなので高いと保温性Up。多い物は98%とかで低いと85%以下。50%より上が羽毛布団で低いと羽布団となり別物。

ダウンパワー

羽毛の品質で膨らみを数値化。高い方が保温、温度調節機能が良い。服などで使われるフィルパワーとは計測方法が違うので数値としては比較NG。

産地

北の寒い地域の物がダウンボールが大きく保温性Up。ポーランド⇒ハンガリー⇒ロシア、シベリア⇒ドイツ、ウクライナ⇒フランス⇒イタリア⇒中国

ホワイトとシルバー。ホワイトが人気だが性能差は無し。シルバーって格好良く言ってるけど要は灰色。。

 

生地

超長綿が主流。ポリエステルは蒸れやすい。

 

構造

2層式、立体、ヨーロピアンなどが存在。

羽毛布団はいくつかのマス目に羽毛を詰めていくが上下で仕切りの位置をずらしたのが2層式。羽毛が均一になりやすく暖かい。デメリットは中に布が入るので重さがUp。上を3分割、下を4分割にすることで体にフィットしやすいメリットもあると言ってました。

ヨーロピアンは裏生地と表生地を直接縫い合わせているので羽毛が偏り安いが軽い。

 

メーカー

ダウンの品質、産地などはメーカーしか分からないのでメーカーが重要。その中でランクから選ぶのが良いらしい。基本は百貨店に卸しているようなメーカーが良いらしい。

 

表示が大事なのに不要なところは書かない文化があるとのことで例えばグースを使っていればグースダウン○%と書くのに対してダックを使っていればダウン○%だけ記入、日本製とだけ書いて国産生地、縫製の記載がなければ海外製などなど。それが問題だと羽毛も海外製なので日本製はなくってしまうのでルール上はあってはいるのですが若干汚い気がする。そういう分野なのできちんと勉強しながら信頼のあるメーカーを選ぶ。不安なら百貨店など価格より信頼性や品質にこだわっているところから買うのが正解みたいです。