前回の1年点検で要交換と言われたのでDIYで交換します。
メリット/デメリット
価格が安い
・Panasonic Caosという製品だとAmazon等で購入すると12000円、ディーラーだと特別価格で22000円、大手カー用品店だと32000円です。工具を買ってもおつりが来るぐらいだと思います。
作業は自己責任
・DIYの宿命ですね。壊れても壊しても誰も責任は取ってくれません。
やってはいけないこと
+(プラス)と-(マイナス)を間違える
逆につなぐと通常とは逆の電流が流れます。最近の車は逆電流が流れないように防止されていることが多いですがそれでもヒューズ切れやコンピュータの故障が起こる可能性があります。後者の場合はディーラー送りになり修理費用がそれなりにかかることが想定されます。
ショートさせる
1番起こるトラブルだと思います。工具が金属であることからその危険性が高いです。ショートした場合は火花、すぐに外さないと高温化からバッテリーの破壊、火災につながります。
バッテリーを破損させる。
雑に扱って破損させないようにしましょう。バッテリーの中身は希硫酸です。目に入ったら危険ですし、金属を溶かす性質があるので取り扱いには注意が必要です。
作業内容
必要時間:30分
難易度:初級
必要工具
- 10mmスパナ(写真真ん中)
- モンキーレンチ(写真右)
※バッテリーの固定金具を外すのに左のボックスレンチでは浅くて使用不可でした。できればモンキーよりはボックスレンチの使用をお勧めします。弘法は筆を選びませんが自分含め初心者は道具を選びましょう。
- ゴム手袋 (バッテリー液が漏れたときに手に付かないように、感電防止)
- 保護メガネ (バッテリー液が漏れたときに目に入らないように)
バッテリーを選定する
確認方法は以下の通り
- 現物を確認する
- 説明書をみる
- 検索する (例)『レガシィ バッテリー』
レガシィBR9 ATの場合 65D23Rが標準サイズです。
65:性能ランク (大きい方がいいです。同じか大きいものを選びましょう)
D23R:バッテリーのサイズ、端子の位置 (同じものを選びましょう)
今回選んだのはHITACHIの75D23R、本当はCaosが欲しかったのですが買い換え検討しているためやめました。
Panasonic [ パナソニック ] 国産車バッテリー [ Blue Battery カオス C5 ] N-100D23R
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
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ボンネットを開ける
運転席のドアを開け左の写真の位置のレバーを引いてボンネットを開けます。
右の写真の赤丸の位置に指を突っ込みレバーを左側に押しながらボンネットをあげます。エンジンは事前に止めます。
バッテリーのマイナス端子を外します。
バッテリの端子の赤いカバーで覆われているのが+側、むき出しなのが-側になります。ショート防止のためカバーは付けたまま-側を外します。理由は別に記入します。
外した端子はバッテリー側もケーブル側もタオルを巻いたり、軍手をかぶせるなどしておくとショートしにくくなり安心です。
バッテリーの+側を外します。
バッテリーの+側を外します。このときバッテリーの-側の端子に工具が触れないように。外したら-側同様にバッテリー側もケーブル側も絶縁しておくと安全です。
バッテリーの留め具を外します。
レガシィは左右の2カ所です。ネジや棒の部分を落とさないように。外し終わったらバッテリーを持ち上げます。10kg以上あり重いので落とさない、車にぶつけないようにしましょう。普段外さない場所なので軽く掃除をするのもオススメです。
新しいバッテリーを取り付ける。
新しいバッテリーを取り付けます。取っ手が付いていることが多いですが持ち上げる際は付いている方が楽です。取り付けは逆の手順で。留め具⇒+側⇒カバー⇒-側の順番です。このときも十分にショートに気をつけてください。最後にエンジンがかかるかの確認とオートウィンドの設定を行います。オートウィンドは全閉⇒全開+2秒⇒全閉+2秒でリセットです。
交換後のバッテリーはガソリンスタンドに持ち込むと引き取ってくれると思います。