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ETC全車装着費用を試算する。

Twitterあさっていたらこんな記事を見つけました。

digital.asahi.com

まあETCレーンが優先になろうがどっちでもいいのですが(事故が少ない方を選べばいいとお思う)気になったのはこの一文。

全国の高速道の料金所では1日あたり約644万台がETCを使い、利用率は90・1%。高速道路会社が負担するコストは、現金支払い車は1台あたり182円だが、ETC車は36円で、ETC車の普及を目指している。

料金所、ETCレーン優先に 本線へ直進、国交省方針:朝日新聞デジタル

 1日あたり644万台がETCを使い利用率は9割。って事は残りの1割

644万/9=約71万台

がETC非装着車な訳です。現金支払い車とETC車のコスト差は

182円-36円=146円

でETC車だけになった場合の1日あたりの差は

146円×71万台=10366万円

約1億円余計にかかっている計算です。年間にすると356億円。すごい金額です。この金額使えばすべてETC装着車にできるんじゃ無いでしょうか。

 

ということで計算。下によると自家用車のETC普及率は5割。

ETCとカーナビ共に約6割…自家用車搭載の機器と今後つけたい支援システムを探る(2014年)(最新) - ガベージニュース

JAMA - 四輪車によると保有台数の4輪合計は7700万台、内乗用車は6000万台なのでETC装着車は3000万台。

7700万台ー(6000万台×5割)=4700万台

トラックとかバスの装着率は0換算でも4700万台がETC非装着。

JAMA - 二輪車から二輪は126cc以上は350万台。こちらも装着率は0換算。合わせて約5000万台

約30000円でつけられるとして

3万円×5000万台=15000億円

15000億円/(1億円×365日)=41年

うーーん。全車両がETCになると浮くと思われる1日1億円を使っても全車両をETCにするには41年かかる計算になってしまいます。ETCを半額の15000円、100%高速に乗らない車両が1割いてそれにはつけないとしても15年分は必要になってしまいます。仮に車載器をつけてもクレジットカードが持てない人はどうする。という問題もあるのでNEXCOに出してもらう作戦は厳しいですね。残念。

 

週末京都までインターハイバスケットを見に行ってきました。男子準々決勝3試合と、女子準決2試合、男子準決の2試合の計7試合。トーナメントの1回限りの真剣勝負は見ていて楽しかったです。